What is Brain Dock『脳ドック』とは
自覚症状の出にくい脳の病気を早期発見できる検査です。
脳ドックは、脳MRIや頚部血管エコー検査などを用いて、
脳に関係する病気の診断や早期発見を目的に行われる予防医学の一つです。
いまの脳の状態を観察することで、脳卒中(無症候性脳梗塞や
未破裂脳動脈瘤)・脳腫瘍・認知症などの病気が見つかることがあります。
早めに異常を見つけることで、発症する前に対策や治療を受けることができるようになります。
- 脳ドックの予約に関するご質問や不明点等ありましたら、お気軽に下記の電話番号にお尋ねください。
- (受付時間)9:00~17:00
- (電話番号)096-331-3300
course当院の脳ドックコース紹介
※ふれあう共済に加入されている企業にお勤めの方が当院の脳ドックを受診された場合、ふれあう共済から脳ドック1回につき5千円の補助を受けられます。人間ドック受診補助を検討されている方は職場にお尋ねください。
※当院では、健康経営に取り組まれている企業や職員の健康増進に取り組まれる企業向けに企業割も用意しております。お気軽にお尋ねください。
脳ドック・ファストパス脳MRIだけでも受けてみたい方。職員の健康増進をご検討中の企業様。
- 特徴
- MRI検査のみのシンプルなコース。事前の予約で、
待たずに短時間で当日結果説明まで行います。
- 診察内容
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- MRI
- 頚部MRA
- 結果説明
- 受診日
- 平日・土曜日
- 時間
- ~1時間
- 費用
- 18,000円(税込19,800円)
脳ドック・タイムフォロー費用を抑えて脳MRIを受けてみたい方。
- 特徴
- 指定された時間枠内で検査を行うコース。検査状況をみてMRIを順番でお呼びするため待ち時間がありますが、費用は抑えられます。当日結果説明まで行います。
- 診察内容
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- MRI
- 頚部MRA
- 結果説明
- 受診日
- 平日・土曜日
- 時間
- 午前中コース(9時から12時)
午後前半コース(14時から16時)
午後後半コース(16時から18時)
※いずれも時間枠の初めの時間にご来院ください
- 費用
- 14,000円(税込15,400円)
脳ドック・脳MRI+超音波コース脳と血管に特化して詳しく検査したい方や、健康診断がお済みの方。
- 特徴
- MRIやエコー検査などの画像検査を中心としたコースです。
- 診察内容
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- 問診
- 身体測定
- MRI
- 頸部エコー
- 頚部MRA
- 結果説明
- 受診日
- 平日・土曜日
- 時間
- 1時間半~2時間半
- 費用
- 27,000円(税別29,700円)
このような方におすすめします
- 脳の検査を1度も受けたことのない方
- 中・高齢者の方
- 頑固な頭痛、片頭痛をお持ちの方
- ご家族やご親戚に脳卒中にかかった人がいる方
- 高血圧症や糖尿病、脂質異常症など生活習慣病をお持ちの方
- 肥満気味、喫煙をされる方
- ※上記項目に該当される方は、脳卒中の発症リスクが高く、複数の項目に該当される方は更に注意が必要です。
- 脳ドックを受診できない可能性のある方※MRIでは、下記に該当される方は、事前に必ずご相談ください。
- 妊娠中、妊娠の可能性がある方
- 心臓のペースメーカーなど、体内に埋め込んでいる医療機器がある方
- 手術などで金属が体内にあると言われている方
- 刺青・アートメイクをしている方
- 閉所恐怖症の方
- 磁性体のインプラントを埋め込んでいる方
- 脳動脈瘤クリッピング術を受けたことのある方
(近年ではMRI検査を受けられることがほとんどですが、確認が必要となる場合があります)
What is Brain Dock脳ドックでみつかる病気
当クリニックでは、専門医の強みを活かして脳ドックの結果をその場で画像を見ながら、わかりやすく結果を説明することができます。
万一、紹介が必要となった際でも、疾患に合わせて信頼できるドクターや医療機関をご紹介しています。
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脳卒中関連疾患(無症候性脳梗塞・微小脳出血・頸動脈狭窄症)
- 脳ドックで見つかる場合はいずれも症状は起こしていませんが、検査してはじめてわかるような病変です。
無症候性脳梗塞は多くは小さな脳梗塞で、高齢者の約20%にみられるとも言われており、将来の脳卒中や認知症のリスクが高くなると言われています。
微小脳出血は小さな脳内の出血で、将来的な脳梗塞や脳出血、認知機能の低下との関連が言われています。
頸動脈狭窄症は首の動脈硬化の指標で、脳梗塞だけでなく心筋梗塞や末梢動脈疾患などの動脈硬化に関連した病気の指標になります。
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脳動脈瘤
- 30歳以上の約3%に認められます。
特に高血圧、喫煙、脳卒中の家族歴がある方は注意が必要です。
破裂するとくも膜下出血になりますが、破裂率は発生している部位や大きさでリスクが変わってきます。
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脳腫瘍
- 脳ドックで見つかる脳腫瘍は、髄膜腫などの良性のものが多く、
中には神経膠腫という脳から発生した腫瘍が見つかることもあります。
腫瘍のタイプや発生部位、大きさなどで、定期画像検査、手術、放射線治療など方針が変わります。
Inspection item検査項目の紹介
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MRI
脳ドックで最も重要な検査です。磁石と電磁波を利用し、脳の断面を画像化します。
脳梗塞や脳出血、脳の萎縮などの異常が発見でき、「症状はなかったものの、小さな病気が起こっていた」といったことが分かる場合もあります。
撮影内容の中には、血管を画像化することで脳動脈瘤や動脈硬化の有無が確認できるMRA検査も含まれます。
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頸部エコー
頸部の太い血管内にはプラークというコレステロールの塊が蓄積しやすく、進行を放置すると脳梗塞の原因となります。
この検査では、プラークの有無やプラークの性状、血管の狭窄の程度が測定できます。